幼稚園や保育園の駐車場には園児たちを送り迎えする保護者の車が停まっています。子供を送り届ける短時間だからと車の鍵を閉めずに車から離れる保護者が多いです。
それを狙って車上荒らしをする男がいました。
男は幼稚園の駐車場に停まっている車にあった手提げかばんから現金などを盗む犯行を繰り返していました。

一箇所だけにとどまらずいろいろな県の保育園や幼稚園の駐車場を渡り歩いていたということです。

確かに、子供を幼稚園の入り口まで送り届けるくらいならちょっとだしと油断して鍵をかけないでその場を離れる人が多そうです。駐車場だからということで安心している人もいるのでしょう。もし路上だったら財布を持って車を離れる人も多そうです。

駐車場によっても防犯性は変わってきます。タダの広いスペースに線で駐車スペースを区切っているところの場合は防犯性でいうと普通の路上と変わりはありません。外部の人も事由に出入りできます。そして路上よりも長期間車を離れている可能性が高いです。
保護者同士で世間話に花を咲かせてなかなか戻ってこないということもあります。

金融機関などでも駐車場は無防備なことが多いです。お金を引き出した人が狙われるのは引き出して建物から出てきた後です。
施設の管理者としても、利用者としても駐車場での防犯について考える必要があると思います。