ビックリマンチョコについてくるおまけのシールを盗んだ男が窃盗容疑で逮捕されました。
盗難されたのは約2500枚ものビックリマンシールだそうです。インターネットを通じて知り合った収集仲間の家に侵入して盗み、約1200枚を古物商などに売り、11枚で6万円を得たという時もあったそうです。

彼らは交流があり、被害者の家に犯人が招かれたこともあったそうです。
留守中を見計らってアパートの2階の窓から侵入したということです。

ビックリマンシールは発売された77年以来大人気商品となりました。とくにお菓子そのものよりもおまけとしてついてくるシールに人気がありました。シールだけをとってお菓子は捨ててしまう子供がでたりして社会問題にもなりました。
ビックリマンシールの中でもプレミアの価値がついているものがいくつかあり、86年発売のブラックゼウスなどは一枚20万円もの価値で取引されているそうです。

収集家でビックリマンシールが好きで集めているのでしょうから、それなのに人のコレクションを盗むなんて許せない話です。
シールが欲しくて盗んだのでしょうか。それとも最初から転売目的だったのでしょうか。
もしかしたら被害者のコレクションが羨ましくて嫉妬していたのかもしれません。
子供の時から好きだったビックリマンシールによって子供の頃のような感覚になってしまったのかもしれませんね。

このように熱心な収集家が道を踏み外して犯罪者になってしまうこともあります。
大切なものを保管するのなら、それ相応の保管方法が必要です。
例えば鍵をかけたケースにしまっておくとか。
そしてその鍵の場所はたとえ友人や気のおける間柄の人であっても教えてはいけません。